かゆみの放置はNG
肌のかゆみは、日常生活を送る上で誰しも起こり得ることです。
だからこそ軽く見られ、何かと放置されがちです。
あまりにも我慢ができないというのなら、ドラッグストアでかゆみ止めを購入する方もいらっしゃるでしょう。
しかし、肌のかゆみは恐ろしい病気のサインかもしれません。
もし、かゆみを放置したままにするとどうなるのか、考えるだけでも背筋が寒くなります。
ただの「かゆみ」と油断せず、然るべき所に相談するようにして下さい。
肌のかゆみ症状が出る疾患
「肌のかゆみ」が症状として現れる病気で考えられるのが、蕁麻疹でしょう。
皮膚の一部が赤く腫れ上がりしばらくすると消えますが、強烈なかゆみが襲ってきます。
蕁麻疹のかゆみは日常生活に支障が出るほどきつく、我慢するのは不可能です。
病気ではないものの、肌のかゆみは虫さされの可能性もあります。
虫の唾液や毒に肌が反応し、かゆみを引き起こしているというものです。
虫そのものに危険性がないのなら、「ただの虫さされ」として対処しても構いません。
しかし中には、さされると厄介な虫もあり、素人では太刀打ちできないので、病院へ今直ぐにでも駆けつけて下さい。
かゆみの原因は?
肌のかゆみの原因は色々考えられますが、主に肌のバリア機能の低下によるものでしょう。
本来皮膚には体を守る「鎧」のような役割を持っており、ありとあらゆる刺激から身を守ってくれます。
しかし何らかの理由で鎧が剥がれてしまうと、ほんのささいな刺激だけで強いかゆみを引き起こします。
さらに「汗」も、かゆみの原因と見て間違いないでしょう。
汗の量が多くなりすぎると、汗を分泌する部分が詰まり、炎症を起こしてしまいます。
肌のかゆみの治療は?
肌のかゆみを治療するのは、主に飲み薬と塗り薬によって行います。
基本的な使い方としては、薬の説明書か医師の指示をしっかり聞くことのみです。
特に病院に処方された薬は副作用のリスクが高く、飲み方を1つでも間違えると、副作用が出てしまう恐れがあります。
薬を用いる時は自己流ではなく、必ず指示に従って使用するようにして下さい。
生活指導がきっちりしている病院を選ぼう
肌のかゆみでおすすめの病院としては、生活指導が徹底している病院でしょう。
何かの病気を別に抱えていれば話は別ですが、生活習慣を改めるだけでも、肌のかゆみはかなり改善される筈です。
病院によっては、色んな治療法を勧める所もあります。
しかし治療法を変に勧めるところは、逆に信用できません。
信頼できる皮膚科を見つけ出し、辛い肌のかゆみから解放されましょう。