皮膚科と美容皮膚科との違いを知って受診先を選ぶ

新宿の皮膚科の病院には、皮膚科と美容皮膚科という名称がありますが、どのような違いがあるのか疑問になります。
皮膚科と美容皮膚科の違いですが、簡単にいうと皮膚のトラブルや病気を治療するのが皮膚科で、治療すると共にお肌を美しく整えることまでを目的とするのが美容皮膚科です。

例えば、酷い症状のニキビで治療に通う場合もありますが、一般的な皮膚科ならニキビの治療が完了すると終了になります。
しかし美容皮膚科では、ニキビを治療するのはもちろんのこと、その後のお肌を美しく回復させるところまで治療することができるのです。
実はニキビの症状が治っても跡が顔全体に残ってしまうケースも少なくないもので、その跡が気になることもあります。
美容皮膚科では、そうしたニキビ跡の治療まで行うことも可能で、従来は医療範囲外とされていた部分まで面倒みてくれるといえるのです。

また皮膚科と美容皮膚科との違いとしてよく知られていることは、皮膚科はほとんどが健康保険適用の治療で、美容皮膚科はほとんどが自費診療ということです。
これは病院なら当然のことですが、同じ病気であってもその原因や患者の体質など様々な要素で、患者に適した治療法を選択して治療をします。
その為、健康保険適用の治療だけではなくて自費診療という選択肢もあって、美容皮膚科は特にオーダーメイドの治療が主になるので自費診療のイメージが強いのです。
皮膚科の病気は、かゆい・痛い・皮膚がガサガサする・赤い発疹が出てきたなど、多岐にわたるトラブルがあります。
最近はスマホやパソコンで簡単に病院を検索することができますが、このような違いがあることを理解して新宿で受診する皮膚科を選択する必要があるのです。

それから、最近では一般皮膚科診療と美容診療の両方を行うクリニックも増えています。
それは、一般保険診療を行っていても自費診療を扱っていないとクリニック内で治療が完結できないといった理由があるからです。
また、保険診療と自費診療の両者を扱う皮膚科も増えていることから、一般皮膚科と美容皮膚科の垣根が徐々になくなってきていることも影響しています。

しかし、ほとんどの皮膚トラブルについては保険診療で治療が網羅されていますし、専門的な治療を受けられるので皮膚科を受診することがおすすめです。
どうしても美容的手技が必要な時には、皮膚科の医師から美容医療を専門としたクリニックを紹介してもらうといった方法もあります。
まずは、一般皮膚科の専門医がいるクリニックを新宿で探すのが一番です。